4月1日の朝、国内便で再び
マニラに帰ってきました。
午後から
観光をかねてモールに
ショッピングに行きました。
アジアで一番大きいと言われている、その名も「モール・オブ・アジア」というモールです。

この
写真ではわかりにくいですが、さまざまなお店が入ったショッピングモールが、幾棟も連なっています。
あるフィリピン人は「全部回るのに3日かかる」と言っていたそうですが、それはウソだと思います。
でも、巨大なモールであることは確かです。
ここで食事とショッピングなどを楽しみました。
アエタの奨学生二人には足らない学用品などを買ってあげました。
二人とも上機嫌そうでした。
しかし、この帰りの
電車である事件が起こります。
日本人参加者の一人が、電車に乗れずに駅に取り残されてしまったのです!
彼女はもちろんマニラは初めてで、
携帯電話なども持っていません。
携帯を持っている日本人とフィリピン人のスタッフはみんな電車に乗ってしまっているのです。
とりあえず次の駅で降りて対策を練ることにしました。
問題は彼女が次に取る行動が何かです。
次に来た電車に乗る可能性もありますし、駅で我々が迎えに来るのを待っているかもしれません。
前の駅まで戻るしかないと言う人もいましたが、もし次の電車に乗っていた場合、すれ違いになってしまう可能性があります。
そこで、とりあえず次の電車を待ってみて、そこに彼女が乗っていなければ、携帯を持っているスタッフの一人が前の駅まで戻るという方法を取ることにしました。
そして待つこと10分近く。次の電車がやってきました。
これほど時間が長く感じたことはありませんでした。
前の駅で乗った位置とほぼ同じ場所で待っていたので、乗っていればすぐにわかるはずでした。
ところが、まだ電車のスピードが遅くならないうちに、一人の日本人参加者が「○○ちゃんがいる!」と叫んで走りだしたのです。
他の参加者にはまったく見えなかったので、みな「本当か?」と思いつつも走りよっていくと、なんとその車両の中に本当に彼女が乗っていたのです!
おそるべし動体
視力! いや、女の勘!
電車の中に入ると、みんな彼女に近寄って次々と抱き合います。
中には涙を流している人もいました。
この涙は、私たちがこの
キャンプを通して家族のような関係を築いたことの証しでもあります。
みんな本当の家族のように彼女の無事を心配していたのです。
後ほど彼女に聞いてみると、彼女は同じ場所から乗ったそうなのですが、電車の長さが違ったために、かなり前の方になってしまったのだそうです。
あの早いスピードの電車の中で、見事彼女を見つけられたのも、私たちの中に見えない絆が築かれていたかもしれません。
本当はあってはいけない事件ですが、それがかえって私たちの絆を強くする結果になったのは不幸中の幸いでした。
ただ、スタッフ側にとってはリスクマネジメントの必要性を再認識させられる事件でした。
posted by Arthur at 19:13|
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